概要
オルチェの計測スタジオは、「ヒトを正しく理解するための環境づくり」をコンセプトに設計された研究施設です。
計測機材を配置するだけの空間ではなく、温度・湿度・照明・音環境から被験者導線までを含めて設計することで、ヒトの反応をより自然な状態で観察・計測できる環境を整えています。
感性評価、UX評価、生体計測、官能評価、インタビュー、PoCなど、多様なヒト研究に対応しています。
特徴
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01
ヒトを対象とする研究を前提に、計測空間、被験者環境、運営環境を一体で整えた専用スタジオです。
感性評価、UX評価、生体計測、官能評価、インタビュー、PoCなど、多様なヒト試験に対応します。 -
02
研究目的に応じた環境構築
ヒトの反応は、温度・湿度・光・音・空気など様々な環境の影響も受けます。
当スタジオでは、恒温恒湿環境や照明制御、遮音設計、換気設備などを備え、研究目的に応じて環境条件を設計・調整することができます。 -
03
ヒトの自然な状態を保つための空間設計
ヒト研究では、被験者がどのような状態で計測に参加するかも重要です。
当スタジオでは、壁面緑化や落ち着いた内装、空間設計などを通じて、被験者がリラックスして参加できる環境を整えています。
より自然な状態での観察・計測を支援することも、本施設の重要な役割です。
研究環境
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恒温恒湿測定室
オルチェ計測スタジオでは、アビステ製精密空調機、循環ファン、専用冷媒配管、断熱ユニット、温湿度制御設備等を組み合わせた恒温恒湿測定室を整備しています。
室内環境を安定的に維持することで、外気や季節変動の影響を抑えながら評価を実施できるため、研究間比較や経時比較における再現性向上に貢献します。
化粧品・スキンケア評価
肌状態・皮膚画像評価
発汗・体温変化の観察
心拍・EDAなどの生体計測
香り・感性評価
製品比較試験
など、環境条件の影響を受けやすい研究に適した評価環境を提供します。 -
照明
照明
オルチェ計測スタジオでは、遠藤照明「Synca」を採用し、明るさや色温度を調整できる照明環境を構築しています。
ヒトの反応は照明条件によっても変化するため、研究目的に応じて空間の雰囲気や視環境を設計することが可能です。
光膜天井による均一な面発光と組み合わせることで、快適性と再現性の両立を図っています。 -
遮音
遮音
オルチェ計測スタジオでは、遮音壁・遮音建具を採用し、外部環境の影響を抑えた評価空間を整備しています。
ヒト研究では、わずかな音環境の違いが心理状態や生体反応に影響を与えることがあるため、音声解析やインタビュー調査、UX評価、感性評価に加え、心拍・脳波・EDAなどの生体計測において、不要な刺激を低減することで、より自然で安定したデータ取得を支援します。 -
換気・消臭
オルチェ計測スタジオでは、専用換気設備を整備し、室内の空気環境を適切に維持できるよう設計しています。
長時間の試験や複数名での計測においても、CO₂濃度の上昇や空気の滞留を抑え、快適な評価環境を維持します。
また、消臭・抗菌機能を備えた壁材を採用し、においの残留や空間由来の不快感にも配慮しています。
香り評価や感性評価など、空気環境が結果に影響しやすい試験においても、評価条件の統制と再現性向上を支援します。 -
空間デザイン
オルチェ計測スタジオでは、木質素材や温かみのある壁面・床材を採用し、一般的な実験室や研究施設とは異なる、落ち着きのある空間を設計しています。
ヒト研究では、被験者がどのような気持ちで空間を体験するかも重要です。
そのため、エントランスから計測エリアへ向かう動線には壁面緑化を配置し、被験者が自然に気持ちを切り替えながら計測空間へ入れるよう配慮しています。
また、スタジオ内にも緑を取り入れ、リラックスして過ごせる環境づくりを行っています。
さらに、高さのある天井と開放的な空間設計により、圧迫感を抑えながら、多様なヒト研究に対応できる柔軟な計測環境を実現しています。 -
被験者スペース
オルチェ計測スタジオでは、更衣スペースや洗面スペースを備え、試験前後のコンディションを整えられる環境を整備しています。
洗面スペースには、大型ミラーと温かみのある照明を採用し、リラックスして過ごせる空間を設計しています。また、メイクやスキンケア評価にも配慮し、肌や色味を確認しやすい白色照明も備えています。
化粧品評価や肌評価はもちろん、インタビューや感性評価などにおいても、被験者が安心して参加できる環境づくりを重視しています。 -
柔軟な空間構成
メインとなる計測スペース、恒温恒湿測定室だけでなく、複数の個室環境を備え、研究内容に応じた空間利用が可能です。
インタビューから生体計測まで幅広い試験に対応します。
※画像はイメージです。実際とは異なります。
研究機材 主な計測機材例
オルチェでは、ヒトの状態を多角的に捉えるため、各種計測機材を取り揃えています。
表情・行動・生体・脳活動までを横断的に取得できる構成により、単一指標では捉えきれない状態を多面的に可視化します。
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映像・行動計測
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RGBカメラ
IRカメラ
サーモグラフィカメラ
深度カメラ
ハイスピードカメラ
360度カメラ
3Dスキャナ
2D全身姿勢推定
3D全身姿勢推定
モーションキャプチャ
⇒ 表情・姿勢・動作・歩行・体表温度・空間行動などを取得します。
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肌・形状評価
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rtec Leo(高精度3Dスキャン)
VISIA
FaceScanner
EVE V
マイクロスコープ
高解像度顔撮影システム
⇒ 皮膚状態・顔形状・ボリューム変化・微細構造などを高精度に取得します。
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脳活動計測
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EEG(脳波)
fNIRS(近赤外分光法)
⇒ 認知・集中・注意・感情状態を神経活動レベルで取得します。
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生体計測
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ECG(心電)
PPG(脈波)
EDA(皮膚電気反応)
呼吸センサ
皮膚温センサ
深部体温計測
血圧計測
眼電図
胃電図
発汗量計
唾液
⇒ 自律神経活動・覚醒・ストレス・リラックス状態などを取得します。
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身体機能・運動計測
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フォースプレート
重心動揺計測
歩行解析システム
IMUセンサ
⇒ 荷重バランス・姿勢安定性・身体機能・運動特性を取得します。
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視線・認知計測
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アイトラッカー
瞳孔計測システム
⇒ 注視行動・視覚探索・興味関心・認知負荷などを取得します。
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音声・会話計測
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指向性マイク
環境マイク
ウェアラブルマイク
音声解析システム
⇒ 発話量・会話特性・感情表出・音響特徴量などを取得します。
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睡眠・活動量計測
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活動量計
スマートウォッチ
ウェアラブルセンサ
⇒ 睡眠・活動量・日常行動・生活リズムなどを取得します。
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環境計測(リアルタイム)
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温湿度計測機器
CO₂モニタ
照度計
騒音計
⇒ 試験環境の状態を定量的に管理・記録します。
このほかにも、研究内容に応じて各種センサ・計測機器を組み合わせ、マルチモーダルな評価環境を構築しています。