Oruche Inc. | 株式会社オルチェ人間情報技研 〒240-0113 神奈川県三浦郡葉山町長柄7-5 アミチエチェーロ葉山Costa11 [ Google Maps ]
オルチェの「ヒト理解」技術を活用した具体事例をご紹介します。
オルチェは、肌表面に一瞬だけ出現する微細な光学パターン(光学シグネチャ)を高感度撮影で捉え、画像処理アルゴリズムで検出・定量化する手法を開発しました。発生頻度・面積比・拡散度の3つの評価指標を構築することで、「透明感がある」「輝いて見える」といった感性的な表現を、再現性のある客観数値として扱えるようにしています。
オルチェは、大手美容メーカー様と共同で美容施術の心理効果を表情解析によって定量化しました。施術前・直後・一定期間後の3時点で436点のランドマーク軌跡を取得し、笑顔指数が施術後も一定期間向上し続けることを統計的に確認しています。デュシェンヌスマイルの増加や主観評価スコアとの高い相関も実証され、「体験の価値を行動データで語る」ための基盤を構築しました。
オルチェは、企業様との共同研究において顔面を数百の微小エリアに分割し、各領域の色彩・輝度の時系列変動を高解像度で取得しました。統計モデルを用いて身体内部状態との関連性を抽出し、「顔色の微差から体調が読み取れるか」という問いに科学的な検証を行っています。顔色パターンと身体コンディションの間に定量的な相関を抽出できることを確認しました。
オルチェは、一眼レフ・PTZカメラ・深度カメラなど10台以上の機器を組み合わせたマルチアングル計測環境を構築し、コミュニケーションシーンを立体的に記録しました。表情・視線・骨格・音声・会話量などの指標をAI解析で抽出し、笑顔出現頻度や見つめ合いのタイミングと関係性の良好度との関連性を確認しています。複数指標の統合によって、コミュニケーションの質を定量的に扱える可能性を示しました。
オルチェは、企業様との共同研究として、平均年齢76歳の高齢者約2,500名を対象に大規模コホート試験を実施しました。主観・心理・身体・動画の4種類のデータを合計300変数超にわたって統合的に取得し、AIを活用した身体コンディション評価支援システムの実装まで一貫して担当しています。単一指標では捉えきれない人の状態を、構造化されたデータとして扱える評価基盤を確立しました。
オルチェは、白背景・一定距離の専用空間で全身を正面・側面から撮影し、骨格座標を幾何学的指標として構造化しました。矢状面・前額面の角度や直線性を数値化し、頭部〜腰の傾斜角改善や肩甲骨バランス改善を定量的に確認しています。さらに、身体構造の変化が「気分が明るくなった」「自信がついた」といった主観的感覚とも関連していることが示されました。
オルチェは、皮膚表面の三次元点群データを取得し、凹凸量・曲率・形状分布などの幾何学的特徴量として定量化する皮膚評価モデルを構築しました。従来の印象評価やブラックボックス的な解析手法に代わる、理論的に説明可能な皮膚評価基盤を確立しています。
オルチェは、人間関係や感情に関する要素を体系的に整理した独自の心理尺度を設計し、大規模アンケート調査で信頼性・妥当性を統計的に検証しました。さらに体験中の表情・視線・発話・行動データを組み合わせ、人間関係の質を推定するAIモデルを構築しています。主観評価と行動解析を統合することで、これまで感覚に頼られていた関係性評価をデータとして扱えるようにしました。
オルチェは、人物追跡と発話検知を分離・高精度化したうえで統合する二段構造のアルゴリズムを設計しました。顔特徴点追跡で人物ごとの動きと口元動作を取得し、大量ビデオデータで学習した口の開閉検知ディープラーニングモデルで発話瞬間を推定します。グループ会話における話者推定を可能にする基盤技術として構築しました。
オルチェは、視覚刺激提示・視線固定・表情撮影・照明制御を一体化した専用撮影ボックスを設計・構築しました。特製顎台で頭部位置を安定化し、内部モニターに提示される刺激に対する反応を統制された環境下で記録できます。心理物理学研究室の知見を活かした装置として、視覚刺激実験の再現性を大きく向上させています。
オルチェは、顔の形状・特徴情報を解析し「表情成分」と「個人特性成分」を分離する構造を設計しました。その上で個人特性のみを強調または減調できるモーフィングアルゴリズムを開発しています。表情とは無関係な恒常的顔特徴を制御変数として扱える処理基盤を整備しました。
オルチェは、多種多様な眼鏡フレームをCGで顔画像に付加して大規模な学習データセットを人工生成し、そのデータで訓練した眼鏡除去AIモデルを開発しました。形状・大きさ・色・位置の多角度カバーにより、現実的な学習基盤を構築しています。顔認識や表情解析の前処理として眼鏡の影響を補正できる画像処理基盤を整備しました。
オルチェは、無表情の平均顔画像を基準点とし、そこから表情成分のみを定量的に付加する構造を設計しました。顔の動きのうち表情変化に起因する成分だけを抽出し強調・減調できるアルゴリズムを構築しています。個人特性と切り分けた「表情特徴量」を制御変数として扱える実験環境を整備しました。
オルチェは、JAFEEのアジア人顔画像を参照し18種類の表情を模倣した6名からオリジナル顔画像を収集しました。これらを組み合わせた平均顔50パターンを生成し、さらにモーフィングで200種類の微表情パターンを人工生成しています。個人差を均質化しながら微細な表情変化を制御可能な構造により、機械学習に適した標準化データ基盤を構築しました。
オルチェは、顔の3Dデータを取得して3D画像処理技術により視角度を精密に制御し、同一表情を異なる角度から被験者に提示する実験刺激を構築しました。視角度と表情認識の関係を心理物理実験により検証し、視角度が表情認識精度に影響を与えること、横顔刺激を繰り返し提示することで認識力が向上する可能性を確認しています。
肌質や肌色を色学的パラメータとして制御する画像処理アルゴリズムを開発し、肌画像の特徴と人が感じる印象の関係を定量的に解析する手法を構築しました。透明感・なめらかさといった感性的表現を、画像特徴量と対応づけて客観的に扱えるようにすることで、動画や大規模データセットへの適用も可能な評価アルゴリズムを実現しています。
マシンビジョンカメラを対象とした撮影制御・画像処理・保存管理を一体化した専用ソフトウェアを開発しました。C++/Qt/OpenCV/Spinnaker/dlibを組み合わせ、高速・高画質撮影から過去画像との重畳比較まで、研究用途に適した再現性の高い顔撮影環境を構築しています。
光学カメラ2台・赤外線カメラ2台・室温センサー・ゲームコントローラ・モーター制御ラズベリーパイを統合し、ワンクリックで実験セッションを開始できるソフトウェアを構築しました。刺激動画の提示タイミングと計測デバイスの同期制御、自動チェック機構を備え、マルチセンサー動画視聴実験の運用を効率化・自動化しています。
4次元計測カメラ(3dMD)、マシンビジョンカメラ、サーモカメラなど複数の撮影デバイスを独自ソフトウェアで統合し、温度・湿度・照明を制御可能な撮影ブースと組み合わせた先端的計測基盤を構築しました。ハードウェア開発(電子工作含む)とソフトウェア制御を統合した設計により、多角的なマルチモーダルデータを安定的に取得できる環境を整備しています。
松竹芸能株式会社様と協力し、学校・企業向け研修プログラム「笑育」の心理効果を感情推定システムで検証しました。研修中に約58,000個の笑顔が記録され、終盤では参加者間の感情に一体感が確認されました。漫才発表ワーク時には60〜90%の参加者が幸福感を示し、主観評価に依存していた研修効果を感情データとして提示できる状態にしました。
多数の視覚実験を実施し、照度・視距離・文字サイズ・文字色が文字の視認性に与える影響を解析しました。心理実験データを数理解析と統合して視認性を定量評価する数式モデルを導出し、それをMac/Windows対応アプリケーションとして実装しています。感覚的判断ではなく、構造化された指標として文字視認性を扱える基盤を構築しました。
ARゴーグルを用いて実際の寿司ネタを視覚上で別のネタに変換する「寿司クロスモーダルAR」を開発し、心理物理実験によって視覚操作が味覚評価に与える影響を検証しました。実際にはマグロを食べているにもかかわらず、トロに視覚変換した条件では脂身感の評価が変化することを確認。本研究は日本VR学会で奨励賞を受賞し、オックスフォード大学著書「おいしさの錯覚」にも掲載されています。
ビールの入口体験である「のどごし」に着目し、喉元EMG・嚥下音・加速度センサー・VAS評価を組み合わせた計測で飲用時の身体反応を多面的に捉えます。味の官能評価と表情解析も補助的に組み合わせることで、ビールごとの体験差を客観的に整理し、マーケティング戦略検討に活用できる評価基盤を構築する研究事例です。
疲労回復・集中・リフレッシュを目的とした生活機能飲料の効果は主観的な印象で語られることが多く、客観的な評価方法は確立されていません。本研究では、飲料摂取前後の生体反応・認知パフォーマンス・表情・主観評価を組み合わせて計測し、コンディション変化を多面的に評価します。
カメラとディスプレイ間の色差を補正し、色再現性を担保するための校正基盤を構築しました。空間的局所性を考慮した色補正アルゴリズム、レンズ歪み補正との統合、iOS/Android対応の直感的な校正アプリケーションを整備することで、撮影・表示環境を横断した色再現基盤を実現しています。
姿勢は健康・身体機能・作業効率・印象などと関係する重要な身体状態ですが、客観的に評価する方法は十分に整理されていません。本研究では、身体構造・姿勢バランス・筋活動・動作特性の複数の身体データを組み合わせて評価する姿勢評価基盤を構築します。3D身体計測からフォースプレート・筋電・動作解析まで統合的な評価アプローチを整備します。
飲料摂取が「覚醒」「リフレッシュ」「集中」「リラックス」などの状態変化をもたらすとされる一方、それらを客観的に評価する方法は整備されていません。本研究では、飲料摂取前後の生体反応・行動データ・表情・主観評価を統合的に取得し、飲料がもたらす状態変化を客観的に評価するための計測・解析基盤を構築します。
香りは気分転換・リラックス・集中などを目的として利用されますが、今その人がどのような状態にあるかを客観的に把握した上で香りを提示する仕組みは整備されていません。本研究では、顔表情・生体反応・主観評価を組み合わせて現在の状態を推定し、その状態に適した香りを導く評価基盤を構築します。
香りはリラックス・覚醒・集中など人の心理状態に影響を与える要素として広く活用されていますが、香りによる感性変化を客観的に評価する方法は十分に整備されていません。本研究では、生体反応・脳活動・表情・主観評価を多面的に計測し、香り体験を客観的に評価するための感性評価基盤を構築します。
炭酸飲料の価値は「爽快感」「刺激」「リフレッシュ」として語られますが、実際に体験がどのような身体反応として生まれているかは体系的に整理されていません。本研究では、炭酸刺激を生体反応・飲用行動・表情・主観評価の4つのデータから統合的に捉え、炭酸刺激体験の構造を可視化します。
菓子の体験価値は味だけでなく、「どのように食べるか」という行動や文脈によっても大きく変化する可能性があります。本研究では、菓子の「食べ方」に着目し、喫食行動・喫食文脈の違いが人の反応や感情にどのような影響を与えるかを、主観評価・表情反応・行動指標・生体反応を統合的に取得して可視化します。
熱中症予防には症状が現れる前に適切な水分補給が重要ですが、実際には喉が渇くまで飲まないケースが多く見られます。本研究では、暑熱環境下において人がどのような条件で水分補給行動を起こすかを明らかにするため、生理指標・主観状態・行動指標・飲料受容性を統合的に観察し、飲水行動の意思決定構造を解明します。
食品評価は一般的に官能評価によって行われますが、なぜその評価が生まれたのかという体験プロセスは整理されていません。本研究では、食品特徴・喫食体験・官能評価の関係を整理し、食品体験を評価モデルとして扱う基盤を構築します。喫食時に生じる表情反応・咀嚼行動・生理反応を客観データとして取得し、時間軸で整理することで食品体験を構造として捉えます。